家族だんらんや自分だけのくつろぎ時間、1日の疲れを癒す空間であるリビング。もっと落ち着けるスペースにしたい！おしゃれにしたい！と考えていませんか。多くの人が憧れる北欧風のリビングは、スタイリッシュでありつつ居心地の良さも兼ね備えています。そんな北欧風リビングの特徴をご紹介しながら、どのようなアイテムを取り入れれば北欧インテリアに近づけるのかをお伝えします。
北欧風のインテリアを実現するためには、いくつかのポイントがあります。どれも日本で売っているもので再現できますので、ぜひ模様替えにお役立てください。
アースカラーとは、自然界に存在する色のことです。例えば、空の青、森や植物の緑、土の茶色、砂の白などがアースカラーに当てはまります。まずは部屋のメインカラーとして、これらの中から自分の好きな色を選びましょう。メインで使う色が決まると、差し色として使うものも自然と決まります。
北欧では、クッションカバーやラグなどの布製品で草花・動物などの自然を取り入れた柄が人気です。太陽が出ている時間が短い冬でも、室内で自然を感じられて気持ちが明るくなるこれらのモチーフは、アースカラーとも相性抜群です。
北欧風の部屋はナチュラルさが大きな特徴です。特に木製の家具を取り入れると、部屋が落ち着いた印象になってくつろぎ度合いがアップします。加えて、天然木の家具は耐久性に優れ、長持ちすることもメリットの一つです。長年にわたって大切に使えば風合いが増し、暮らす人にとっても大切なアイテムとなるでしょう。
アースカラーで大人っぽい雰囲気の部屋もとても素敵ですが、明るい色のクッションや置物などをポイントで取り入れると、部屋にメリハリがついておしゃれな印象になります。アースカラーや天然素材はモノトーンとの相性も良いので、モダンな雰囲気も演出できます。
また、照明やキャンドルは実際に北欧でも多くの人が使うアイテム。部屋の中央にある照明で全体を照らすというより、テーブルに置く小さなライトなどをいくつか使って間接照明にすると、より北欧らしさがアップします。
いくらおしゃれで洗練された空間でも、落ち着ける場所でなければ意味がありません。モデルルームのような非現実的な空間よりも、本当にくつろげるかどうかを優先して考える必要があります。
リビングのアイテムを選ぶときに何よりも大事なのは、やはり使いやすさ。特に椅子やテーブルは実物を見て、実際に座ったり高さを確認したりするのがおすすめです。毎日を一緒に過ごすものなので、高価でなくても使い勝手が良いアイテムを選びましょう。
北欧は冬が長く、厳しい寒さになることで知られています。北欧の人々はそんな季節も家の中で暖かく快適に過ごすために、リビングなどの家具にこだわる傾向が強いのです。
家族や友人と集まったり、一人でゆったりと時間を過ごしたり、リビングは家の中でも特に快適さが求められる空間。高価なものを揃える必要はなく、日本で手に入るものでも北欧のおしゃれで落ち着くリビングは十分再現できます。
今回ご紹介した落ち着く部屋づくりのアイディアを参考に、ぜひあなただけのくつろぎ空間を作ってみてくださいね。
