スウェーデンに深く根付くフィーカの時間

Fikaフィーカ

スウェーデンに深く根付くフィーカの時間。コーヒーやお茶を飲みながら、甘いものを食べ、談笑をしてリラックスする時間、その習慣がフィーカと呼ばれています。フィーカのペースは人それぞれのようで、様々な理由でフィーカをとろうと話かけられたりします。

 

 

  • 『ちょっと、クッキーフィーカしようか。』

    こんな一言から、クッキーの大きな缶を取り出して、会社の同僚や友人たちと昼過ぎのブレイクタイムが始まります。普段は仕事や学業に集中しているときでも、「フィーカしよ」の一言でリセットする時間が作れてしまいます。

    決して強制ではなくて、参加したい人だけが参加する、そして時間を共有して心も体もリラックスしてコーヒーや紅茶を楽しみまた自然体で仕事に戻っていくというのどかな習慣です。

フィーカの時間に普段話をしないようなプライベートな内容であったり、休みの計画だったり、または気になる人に話しかけてみるなんてことができて、コミュニケーションが深まる大事な習慣です。もしかすると、日本の飲み会に通じるものがあるかもしれませんね。フィーカは15~30分程度がほとんどで、一息つこうなんて意味も含まれているかもしれません。

Glöggfikaグロッグフィーカ

 

グロッグ(Glögg)とは北欧でクリスマスに飲まれる伝統的な甘い飲み物で、温めて飲む日本の甘酒のようのな飲み物です。アルコールが入っているものや、入っていないものがあり、アルコールが入っていないものはキャンディーと呼ばれます。ビルディング内の共同グロッグフィーカでは、様々な企業の人々がグロッグを飲みフィーカを楽しむ目的の元集まってきますので、新しい出会いや、新しい会話があり、新たなコミュニケーションが生まれていきます。

クリスマスのシーズンには、熱くしたグロッグを飲み、ジンジャーブレッド(クッキー)とサフランブレッド(パン)を食べる北欧の伝統的なスタイルで、フィーカがよく楽しまれています。『ホームメイドのグロッグを持ってきたから、フィーカしよう。』部署が違ったり、普段遠い席だったりする同僚とも、キッチンやテーブルを囲んで会話する時間が人と人との強いつながりを育んでいるのかもしれません。

切り離された時間で思考のスペースを作る

  • 切迫したスケジュールや、多くのタスクを抱えた状態など、心が苦しいときもあるかもしれません。そんなときでも一度手を放し、フィーカを楽しむなんてことが自然とできたら、実はとても気持ちにのどかさを取り戻すことができるのかもしれませんね。生産性が高いといわれる北欧は、フィーカに代表されるような気持ちの切り替えや、個人個人の幸せと生活の質を重視した文化が秘訣の一つなのでしょう。リセットされた気持ちで周囲を見回したら、もしかすると新しい視点が見えてくるのかも。

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    • nodoca
    • nhodoca編集部です。心がくつろげて、のどかな気持ちになれるような記事を提供していきます。

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